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後楽館高校-中国、中国語

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岡山後楽館高校、国際文化系列・中国語の授業に関連する記事をまとめました。
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記事一覧

中国語スピーチコンテストに参加しました

10月7日・土曜日、2023年度岡山商科大学孔子学院中国語スピーチコンテストに、本校中国語選択者が参加しました。このコンテストは、第3回・全日本中国語スピーチコンテスト岡山県大会を兼ねているものです。 今回は、朗読部門(中学生・高校生の部)に3名、スピーチ部門(中学生・高校生の部)に1名、計4名が、エントリーしました。4名とも日頃の成果を発揮し、課題文の朗読、自由作文のスピーチができました。 結果は、岡山商科大学孔子学院中国語スピーチコンテスト、全日本中国語スピーチコンテ

中国語授業紹介#15

前回(中国語授業紹介#14)の授業で、時刻について学習しました。今回は、時刻を文中に入れて、練習しました。時刻は、動詞+目的語(動詞句)の前に置きます。 例えば、「私は毎朝六時半に起きます。」なら、 我每天早上六点半起床。となります。ほぼ日本語の語順と同じですね。 授業では、「朝食をとる(吃早饭)」「学校へ行く(去学校)」「授業を受ける(上课)」「家に帰る(回家)」などを使って、「〇時に~をする」文を学習しました。 次回は、連動文(1つの主語に対して2つ以上の動詞 (フレ

中国語授業紹介#14

今回は、「時計を読む」をテーマに時刻の表現を学習しました。 時刻の表現は、日本語と似ています。時は点(diǎn)を、分は分(fēn)を使います。例えば、9時25分なら、九点二十五分( jiǔ diǎn èrshíwǔ fēn)と言います。 合わせて、30分ちょうどは、日本語では「半」を使いますが、中国語でも「半(bàn)」を使います。また60分の4分の1にあたる15分「刻(kè)」と言う表現も使うところが日本語と違います。例えば、3時15分なら、三点十五分(sān diǎn

中国語授業紹介#13

今回は、副詞「也」と「不」の使い方について、復習しました。 「也」という単語は、「~も」という意味で、動詞の前に使います。 例えば、「私も高校生です。」は、我也是高中生。となります。動詞「是」の前に使います。 また、「私は高校生ではありません。」なら、我不是高中生。となります。 やはり、動詞「是」の前に使います。 次回は、新しい単元に入り、時間(時刻)について学びます。

中国語授業紹介#12

今回は、定期考査の振り返りの後、二つの動詞「有」と「在」の違いと家族構成の表現について学習しました。 動詞「有」と「在」は、どちらも日本語にすると、「いる、ある」となります。使い方の違いは、その後ろに来る目的語で使い分ける点です。 「有」の後ろは物、人などを表す語、「在」の後ろは位置、場所を表す語が来ます。 例文を挙げてみると、以下のようになります。 我家有四口人。(私の家族は四人です。) 我家在冈山。(私の家は岡山にあります。) 我家在四口人。とか 我家有冈山。などの

中国語スピーチコンテストに参加しました

10月8日・土曜日、2022年度岡山商科大学孔子学院中国語スピーチコンテストに、本校中国語選択者が参加しました。このコンテストは、第2回・全日本中国語スピーチコンテスト岡山県大会を兼ねているものです。 今回は、朗読部門、中学生・高校生の部に、中国語選択者4名がエントリーしました。4名とも日頃の成果を発揮し、課題文を朗読できました。 結果は、2022年度岡山商科大学孔子学院中国語スピーチコンテストとしても、第2回・全日本中国語スピーチコンテスト岡山県大会としても、最優秀賞、

中国語授業紹介#11

今回は、動詞「有」を使い、「~には、…がある/いる」という文章を学びました。「A有(yǒu)B。」で、「AはBがある/いる」。となります。 Hòulèguǎn gāo zhōng yǒu sìbǎisānshíwǔ gè xuéshēng. 后乐馆高中 有 四百三十五个学生。後楽館高校には435名の生徒がいます。 また、併せて1から10までの数字を練習しました。声調を意識しながら、数字を発音練習するのはとて

中国語授業紹介#10

夏季休業後、最初の授業です。                    今回は「名前の言い方」を学習しました。 苗字だけを言う場合には「姓・xìng 」という語を、フルネームで尋ねる場合は「叫・jiào」という語を使うことです。例えば、 苗字だけなら、                            我姓冈山。(「お名前は?」「岡山と言います。」)  フルネームなら、                           我叫冈山太郎。                 

中国語授業紹介#09

定期考査の振り返りをしました。また、声調、有気音・無気音の違い、鼻母音の違いなどを復習しました。特に、鼻母音の最後、-n と -ng の音と、日本語の撥音と長音、韓国語のパッチムと関係性があるようです。 グーグル翻訳を使って自分自身の名前をどう発音するかを調べました。 しっかり練習を重ね、次回の授業では、本格的に文で表現していくことになります。

中国語授業紹介#08

二音節単語の発音練習と声調変化について学習しました。 声調変化には、3つのパターンがあります。                一つは、第三声が連続する場合です。その場合は、最後だけ第三声として発音しますが、その前の第三声は第二声で発音します。例えば、「こんにちは」を表す、「你好。」は、nǐ と hǎo の組み合わせです。二つとも第三声ですから、前の nǐ を 第二声 ní と発音します。 二つ目は、「一」です。「一」の本来の声調は 第一声 の yī です。後ろにくる単語の

中国語授業紹介#07

今回は、前回の鼻母音「-n」に続き、もう一つの鼻母音「-ng」を学習しました。いずれも、一つの音節の最後につくものです。 この「-ng」の発音は、口を開けたままで発音します。イメージとしては、「案外」(あんがい)の「ん」。「ん」の次に「が」を発音しようとすると、「あん」は口の奥の方で発音することになりますが、その時の「ん」と言ったらいいでしょうか。 「兵」の字に、一画ずつ足りない字を2つ続けて、pīng pāng qiú (ピンパンチュゥ)といった感じの発音をする単語です

中国語授業紹介#06

今回は、鼻母音。日本語では「ん」にあたる音を学習しました。ただし、中国語では、二つの「ん」を全く別の音としています。つまり、日本語では、音声学上別々の二つの「ん」の音を同じ音としていることになります。 中国語のピンイン(発音をローマ字で表現したもの)では、音の最後に「-n」で終わるもののみを取り上げて発音練習しました。この「ん」を説明しますと、次のようになります。 「案内」を「あんない」と発音します。この「あんない」の「ん」は、次の音「な」を発音する関係で、舌の前部を歯茎

中国語授業紹介#05

定期考査の振り返りをし、語学入門・中国語の授業では、初めてchromebookを使っての授業です。 今回のテーマは、「三重母音」です。三重母音は、iao、iou、uai、ueiの四つです。 子音がつかず、母音のみで発音する場合は、ピンインもyao、you、wai、weiとつづりを変えます。また、iou は iu に、uei は ei とするところも難しいところです。 例えば、留学の「留」は、l + iou の発音の組み合わせですが、liu とします。「リィゥ」な感じのよ

中国語授業紹介#04

今回は、子音についての学習です。中国語の子音の中でも特に難しいのが、zh,ch,sh,r の「そり舌音」と呼ばれる音です。 今回の10個の子音は、母音iと合わせての練習です。まず、j は、日本語の「ジ」に近い音ですが、q は「キ」ではなく「チ」に近い音です。また、x は「ク」ではなく「シ」に近い音です。 そり舌音とされる zh,ch,sh,r も日本語のカタカナを借りたとしても実際の音を表現するのは難しい音です。特徴的なのは rです。「アール」でもなく、「ジ」でもなく、「