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少女が花を手向ける先は・・・ 演劇部創作劇 「花はどこへ行った」 〜岡山県高等学校演劇フェスティバル2023にて上演〜

 3月25日(土)、久米南町文化センター(久米郡久米南町下弓削)で行われた岡山県高等学校演劇フェスティバル2023の第1日目、本校演劇部の1・2年次生は、顧問の鈴木祐子先生がこの大会のために書き下ろした新作「花はどこへ行った」を上演しました。

 物語の終わり、少女が花を手向ける先は・・・



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 ・・・兵士が構えるライフルの銃口でした。

☆ 演劇部顧問 鈴木祐子先生からいただいたコメントの全文を引用してお伝えします。

 今回、演劇部は「花」をテーマとしたオムニバス形式の作品をつくりました。卒業式後のひとコマや、花が嫌いだった花屋の店員など、様々な登場人物と「花」のある情景を描きました。そして最後に少女は語ります。

 「楽しかった時、苦しかった時、嬉しかった時、悲しかった時、何でもない日常のひとコマ、思い出の中に花があります。・・・花に慰められ、花に想いを乗せ、人は、花とともに生きてきたんだなと思います。・・・だから私は、だから私は、花を贈ります。」

 武器に武器を持って対抗するのではなく、銃口には花を。安心安全に生きることができる社会を求める、私たちの想いを表現しました。

 部活動ができる喜びを噛みしめ、支えてくださる皆様に感謝しながら、新年度も後楽館演劇部らしく活動していきたいと思います。ご来場くださいました皆様、ありがとうございました。


◇ この公演に向けて稽古に取り組む演劇部の活動風景は、以下のリンクからご覧いただけます。