今年も校舎前の楷の木が色づいています。
この楷(かい)の木は、寛文10年(1670)、岡山藩主池田光政によって創建された、現存する世界最古の庶民のための学校として知られている閑谷学校の保存活動を行っている(財)特別史跡旧閑谷学校顕彰保存会から、平成20年(2008)8月28日に寄贈されたものです。
朝日を受けた楷の木は、色とりどりで本当にきれいです。
ちなみに閑谷学校の楷の木は、農商務省林業試験場の初代場長だった白沢保美博士(1868〜1947)が、中国・曲阜にある孔子墓所で採取した種子から育苗されたもので、『学問の木』と呼ばれています。