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ユネスコスクール活動紹介😊実践交流会

岡山県ユネスコスクール高等学校ネットワークは三年ぶりの対面行事を実施することができ、実践交流会が10月23日(日)の学習会を経て12月17日(土)に岡山大学で開催され、11校約100名の高校生が参加しました。本校から1年次生5名が参加しました。午前はレクリエーションやポスターセッションが行われました。

午後のエコをテーマとしたワークショップでは、本校生徒がクリアファイルを使ったギフトボックス制作を紹介しました。

以下は、参加した生徒の感想です。
●私はユネスコスクールの実践交流会に参加して学んだことがたくさんありました。ポスターセッションでは、放課後に5人で集まり、どのような内容を取り上げるかやそれに合わせた写真を探してポスターを製作しました。原稿は5人で分担し、自分の経験をもとに考え作りました。発表の練習では先生方のアドバイスを聞き、原稿の読み方や動作を工夫しながら行いました。本番では4回の発表を2回ずつに分けて発表しました。緊張で声が震えましたが、練習通りに発表することができ、岡山後楽館の魅力を他の学校の生徒や先生に伝えられたので良かったです。

ワークショップでは、「エコ」をテーマに様々なモノ作りの案を出し合い、その結果、クリアファイルを使用したギフトボックスを作ることになりました。当日は他校の生徒が後楽館のブースに来てくださって、自分が作ったギフトボックスを見て笑顔になってくれたり、可愛いと言ってくれたのですごく嬉しかったです。私たちも他校のブースに行って体験してとても楽しかったです。

ポスターセッションやワークショップの他にも高校生同士の交流を深めるために、美作高校や大学生によるレクリエーションが行われました。ジェスチャーで誕生日を相手に伝えたり、サイズアップゲームという段々と物が大きくなるように考えて紙に書きみんなで答え合わせをするという活動をしました。私は人見知りなので、友だちと離れて大丈夫かなと心配していましたが、勇気を出して自分から話しかけに行きました。話してみると、他校の人もすごく優しくて勇気を出して良かったと思いました。

他校の人との交流のおかげで、新しいアイディアや他校が行っている地域の活動や地球の問題の解決策など、色々な意見を聞くことができ、私もプレゼンを行うことで、今後社会に出ても困らないように高校生のうちから経験して課題を見つけたり、改善策を考えることができたので、ユネスコスクールの交流会に参加して良かったと思いました。また、私はおもいきりが大切だと気づくことができました。何事も自分から行動していかないと何も始まらないと思うので、失敗を恐れず、今後は主体的に行動できるように頑張ろうと思います。交流会での経験を今後の学校生活や大学生になっても忘れず、もっと成長していきたいと思います。

●参加した5人は人文理数系列と国際文化系列という異なる系列で学んでいることや国際理解部とグローバルクラスメイトのメンバーがいることを活かして、ポスターセッションでは岡山後楽館高校で取り組んでいる様々な活動を実際に参加している私たちの言葉で伝えることを意識しました。他校に比べて少ない人数でしたが、5人でよく意見交換を行い、役割分担をしながら実践交流会の準備をしました。他の高校の取り組みを聞いて、地域との繋がりを深めるための活動をしている高校が多くあったことが印象的でした。しかし、日本以外の高校生との交流を行っている高校は少なく、ポスターセッションで後楽館高校の活動を紹介した時に他校の生徒や先生から好評をもらえ、本校の強みを見つけることができ、実践交流会に参加して良かったと思えました。様々な高校の生徒の前でプレゼンやワークショップをすることは初めての経験で緊張や不安でいっぱいでしたが、学ぶことも多くあり、勇気を出して挑戦して良かったと思いました。

●他の高校の人と関わる機会はあまり多くないので、実践交流会に参加することができて良かったです。ポスターセッションは初めて行ったのですが、探究のプレゼンの時と同じような要領で発表することができたし、質問にもしっかりと答えることができたのが一番良かったと思います。ワークショップも初めて行いました。人と話すのが苦手ではないので案内や説明をすることに不安はありませんでしたが、他校の人が作りに来てくれるのかが不安でした。しかし、様々な高校の人が作りに来てくれて、ギフトボックスをクリアファイルで作るという発想をすごいと褒めてくれた人も多かったのでとても嬉しかったし、参加して良かったと思いました。また、他の高校では地域のためにどのようなことを行っているのかなどを知ることができて良かったです。この交流会でできた繋がりを活かして他の高校とコラボして何か大きな課題を解決したり、ボランティア活動などに参加したりする機会があればいいなと思っています。

●今回ユネスコスクールの実践交流会に参加してみて、もっと後楽館のことを知っておくべきだったと感じました。探究の授業に関する質問に自信を持って答えることができなかったので、来年参加する機会があったら先生に聞いて準備をしておきたいです。ワークショップではクリアファイルを使ったギフトボックスが手軽に作れて可愛いのでとても人気がありました。他の高校のワークショップも実際に体験してみて、すごく凝っていたので、手軽に作れて誰かにプレゼントできるギフトボックスは良かったのではと思いました。他校の人と交流することで、地域や国際関係のことなどを自分たちが将来こうするべきなのではないかと考えていたことがわかり、私も将来の岡山、日本、世界が少しでも良くなるような取り組みをしていきたいと思っています。

●ポスターセッションの準備を自分のChromebookを使って学校だけでなく家でも空き時間に少しずつ進め、ワークショップの準備は何を作るのかをギリギリまで決めることができませんでしたが、最終的にはメンバー全員が納得できる作品に決まりました。実際に交流会に参加してみて、初めは知らない人がたくさんいてとても緊張しましたが、美作高校や大学生の方々が企画したレクリエーション活動を通して色々な人と積極的にコミュニケーションを取って交流を深めることができました。

ワークショップで他校の取り組みを見て体験して、自分では思いつかないようなリサイクルのアイディアを知ることができ、さらにリサイクルの知識も深めることができました。このことから、自分たちだけでじっくりと考えることも大切だけれど、他人の意見を取り入れ、さらに思考を広げることも大切なのだと感じました。他校の人の前で発表するなど新たな経験はこれから探究のプレゼンなどに役に立つであろうし、今回の経験をもとに来年参加する後輩にも受け継いでいきたいと思っています。