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探究の成果を校外発表! ~ 2023 E-PBL AWARD ZERO への挑戦 ~

 令和5年3月27日(月)、岡山大学共育共創コモンズ講義室(岡山市北区津島)で開催された2023 E-PBL AWARD ZERO(岡山大学大学院教育学研究科主催)に、「探究岡山の未来」の授業で岡山自主夜間中学校(以下、自主夜間中)の認知度の向上と継続的な支援について取り組んでいる2年次生4名が参加し、探究の成果を校外発表しました。

会場となった共育共創コモンズは、隈研吾氏の監修の下、令和5年1月、岡山大学津島キャンパス内に完成したCLT(Cross Laminated Timber)材による木造の講義棟です。

 
 岡山後楽館チームの発表が始まりました。発表題目は「自主夜間中の課題を解決するために私たちにできること」です。

 「設立当初100名程度だった自主夜間中の生徒数が、270名を超えるようになった今、スタッフの不足が深刻な問題となっているが、教材等の物資も不足しているのではないか。ならば、そのニーズを理解すれば、私たちにもできる支援があるのではないか。」 ・・・このような問題意識の下、4人は探求活動を進めてきたのです。

 発表の後、内容に関心を持った他校の生徒が訪ねてきました。

 今回、岡山後楽館チームは入賞することができませんでした。しかし、PBL( Project Based Learning / 課題探求型の学び)を通して社会の問題に取り組む県内の高校生と交流することができ、大いに学ぶことがあったようです。


【 参考 】 " E-PBL ZERO "とは? 〔主催の岡山大学大学院教育学研究科が発表した大会コンセプトより〕

 本大会 E-PBL ZERO は、高校生のみなさんが、普段学校で活動している「E = エデュケーション 教育」によって学んだ力や、「教育」そのものを使って、どれだけ素敵な社会や未来にできるかをチームで提案し、発表する大会です。教育とは、人との関わり合いや学習によって、望ましい姿や価値を見出し成長するもの、つまり「人間の生き方そのもの」かもしれません。
 またPBLとはP=プロジェクトをB=ベースにL=ラーニングする活動を指します。みなさんが社会で感じたり、チームで考えたりした「こんな社会どうですか」、「こんな環境はどうですか」、「こんな未来はどうですか」という提案を、社会や世界に問いかけてください。すべての問いかけは、みなさんの大切な声です。もしかしたら、社会の誰かが、その問いかけに応えてくれるかもしれません。問いかけだけでなく、本当に「やってみた」チームも是非教えてください。高校生のみなさんによる、人へ、社会へ、未来へのメッセージが遠くまで届くように私たちは応援します。たくさんのご応募をお待ちしています。

みんなにも読んでほしいですか?

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