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“進路実現のためにしたことは・・・” ~3年次生の体験に学ぶ。

 1月19日(木)5・6校時、昨秋までに進路目標を実現した3年次の代表生徒6名が、1年次生を前に体験を語りました。一つ一つの言葉には重みがあり、一年次生は文字通り、身を乗り出して聞き入っていました。


 一人の生徒は、建築・デザイン系学習モデルの授業の中で、仲間たちとコンペ(課題研究)に取り組むうちに、建築への興味が強くなり、高校卒業後も学び続けたいと願うようになったことが、進路選択に役立ったことを話しました。


 1年次の夏休み、大好きな京都の街にある4年制大学で心理学を学びたいと進路目標を定めた生徒は、資格取得やボランティア活動へ積極的に取り組むことで、強い自信を手に入れることができたと話しました。


 国立大学医学部保健学科で看護師になることを志した生徒は、学校から配られた「今未来手帳」を活用して綿密なスケジュール管理を行い、推薦入試に向けて準備を進めたことを話しました。

 スクリーンに投影された「今未来手帳」の1ページです。

左から2列目にご注目ください。学校の授業が無かったこの日、午前6時に起床したこの生徒は、25時の就寝まで、16時間の家庭学習時間を確保していたことが分かります。

 また、面接試験に備えるために情報を整理したノートの一部を見せてくれました。

 災害派遣医療チーム/DMAT(= Disaster Medical Assistance Team)の一員として活躍したいという意志を志望理由の中心に据え、その意志を実現するため、志望校がどんなにふさわしい学びを提供してくれるのか、様々な方向から調べ上げています。

 
 この生徒は、進路目標を実現するには、準備と努力、最後までやりきる粘り強さが必要であると1年次生に教えてくれました。