らしさってなぁに?はじめてのジェンダー 「おかやまSDGsプラザ 夏の交流会2022」①
8月2日(火)岡山コンベンションセンターで開催された「おかやまSDGsプラザ 夏の交流会2022 みんなで学ぶSDGsワークショップ 集まれ!地球ぼうえい隊」というイベントで、2年次の2人が、ジェンダーについて学習するプログラムを企画し、小学生の参加者と交流しました。
2人は、はじめに1枚のプリントを小学生に配りました。説明には「2ひきのタヌキさんを、すきな色でぬってみよう。」と書かれてあります。左側のタヌキさんはサッカーボールを持ってズボンをはいています。右側のタヌキさんは頭にリボンをつけてスカートをはいています。
「できたかな?」
左側のタヌキさんのズボンが青色で、右側のタヌキさんのリボンとスカートが赤色で塗られています。何色で塗ってもよいのですが、このような色づかいをする小学生が多いのです。
塗り絵の後は、ホワイトボードに貼られた2枚のイラストを見比べて、違っている所を見つけます。
「左右で違うところに赤い輪っかをつけてみよう!」
「右側の絵では、女の人が料理し、男の子が虫取り網を持ち、(髪の短い)男の子のランドセルが赤色で、女の人がお買い物をしていて・・・
・・・左側の絵では、男の人が料理し、女の子が虫取り網を持ち、(髪の短い)男の子のランドセルが青色で、男の人がお買い物をしているけど、どちらもアリだよね!」
「タヌキさんのズボンやスカートの色だって、自由なはずだよ。」
「みんなも知っているトイレのマークだけど、どうして、ズボンをはいていたら男の人で、スカートをはいていたら女の人なんだろう?」
プログラムの最後に、生徒が編集したリーフレットが小学生に配られました。このリーフレットを手にしたお母さんから声をかけられ話のはずむ一場面もありました。