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国際交流紹介😊国際理解学習プラン 岡山日本語センター

令和4年度「国際理解学習プラン」講師派遣事業に本校が採用されました。国際分野で活動をする岡山県内のNGOのスタッフが講師となり、その経験と専門性を生かして「多文化共生」「国際協力・貢献活動」をテーマにした国際理解学習プランを学校現場において実践することを趣旨としています。

9月26日(月)5時間目、2年次生28名の授業でNPO法人岡山日本語センター代表 浦上典江先生が「お互いの言葉や文化を尊重して異文化理解と多文化共生を考えよう」というタイトルで講演されました。



10月3日(月)5、6時間目には、浦上先生が日本語を学ぶ6名の外国人を連れて来てくださいました。中国、内モンゴル、イエメン、ブラジル、カナダ出身の方々とグループに分かれて2年次生28名がお話をしました。

以下は、生徒の感想です。
●机の上に置かれた民芸品は初めて見るものがたくさんあって面白かったです。見るだけでなく実際に手に触れて、使用目的や方法を友だちと考えることに繋がり、とても良い経験ができ嬉しかったです。生まれた国が異なれば話す言語や文化は違うので、自分が思う常識を世界の常識と思わないようにすることを心がけたいです。たとえうまく会話ができなかったりしても、話すことを諦めるのではなく、ジェスチャーを使ったり簡単な挨拶から会話を始め、お互いの言葉や文化を尊重して多文化共生の心を忘れなければ、人と人は繋がれるのではないかと思いました。

●浦上先生の話を聞いて、外国人が日本で安心して暮らすには日本人の意識を変えなければいけないということを理解できました。外国の方と触れ合う機会が少ない日本では、どうしても異文化を受け入れることが難しかったり、先入観や偏見を持ってしまいます。今日、まずは異文化を「知る」ことが大切だと思いました。異文化を知ることでその良さや面白さを知り、また、日本文化の良さや美しさなども改めて感じられるようになると思います。私は日本文化をもっと海外に広めていきたいのですが、そのためにもまず異文化を知り日本文化と比較することで、他にない日本の文化を発見できると思いました。
●言葉は文化、文化は言葉だということが分かりました。言葉は人と人とをつなぐから互いの言葉を理解すること、敬意を持つことが大切だと感じました。グローバル化で英語が推進されていく世の中でも、日本語の美しさを忘れずにしていきたいし、日本語にしかない良さもあると再認識しました。海外の文化に興味があるので、外国語も積極的に学んでみようと思いました。

●日本の常識が世界の常識ではないことを忘れずに、これから積極的に外国の方との交流に参加したいです。一度にこんなに多くの国の人と交流するのは初めてで、文化や人に触れられてとても貴重な体験でした。ぜひまた外国人とお話したいです。

●色々な国出身の方と話をしてみて、文化や習慣など様々なことを知ることができました。たくさん質問をしてコミュニケーションをとることができました。やっぱり言葉は人と人とをつなぐから大事だと思いました。ブラジルとイエメンは日本よりも果物が安いということ、中国の漢字と日本の漢字の意味が違うものがあるということに驚きました。海外の方の日本に対するイメージや驚いたたことなども聞けて楽しいひとときでした。