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国際交流紹介😊マレーシアの高校生との交流

9月28日(水)ユネスコスクール候補校である本校に、クアラルンプール・インドネシア学校のザビエルさん、国際イスラミック大学マレーシアのイリナ先生、岡山大学の柴川弘子先生が来校されました。ユネスコスクール高校ネットワークのスタッフの大学生4名も同行しました。

1時間目は、本校の国際交流について1年次生2名が英語で紹介した後、3年次生のESDに関する授業「環境と平和」に参加しました。この日の活動は子どもの権利条約を考えることが目的でした。子どもが幸せに生きるために必要だと思われるものが書かれてある20枚のカード、必要だと思うものを話し合って記入する4枚のカードを使って、重要性が低いと思われるものを話し合いながら取り除き、残ったカードから条約の定める権利について考える機会となりました。

2時間目は、ザビエルさんから高校生活についての紹介があり、クアラルンプール・インドネシア学校とオンラインでつなぎ、学生と交流しました。

3時間目は、世界史、日本史を選択している2年次生がザビエルさんから高校について聞いた後、ザビエルさんが普段受けている授業の教室とつなぎ、1人ずつ英語で授業、校則、行事、マレーシアの料理や名所などについて質問し、異文化についての理解を深めました。

4時間目は、ハングル、デッサン、簿記、建築、福祉の授業を見学しました。

5、6時間目、ザビエルさんは2年次生の授業「進路ガイダンス」で山陽学園大学の藤田先生の講義を聞いた後、1年次生の授業「産業社会と人間」に参加し、商店街調査のグループ発表、岡山大学の氏原先生の講評を聞きました。

放課後、ザビエルさんは1時間ほど国際理解部員と交流をしました。

その後、バドミントン部、なぎなた部、卓球部を見学しました。卓球部員がラケットとシューズを貸してくれて、ラリーを楽しんでいました。

以下は、生徒の感想です。
●グループワークでザビエルさんが話しかけてくれて、たくさん話すことができたので楽しかったです。
●オンラインで交流したマレーシアの学生が気さくで楽しかったです。日本語が上手な学生がいて嬉しかったです。日本の学校と違うところが多いのではないかと思っていましたが、制服があったり、食堂があったりと似ていることがあったことに驚きました。
●ザビエルさんは英語を話すのが速かったから聞き取るので精一杯だったけれど、質問は全部聞き取れました。マレーシアに行ってみたいと思うきっかけになりました。
●マレーシアの学校名にインドネシアの名前が入っていたのは、ザビエルさんがインドネシアのカリキュラムで学んでいるからだということが分かりました。映像で見たマレーシアの伝統的な踊りが特徴的で素敵でした。衣装が豪華で日本では見たことがないものだったので驚いたし、素材や装飾品が重たそうで動きにくくないのか気になりました。カードを使ったグループワークでは、みんなが幸せに生活するために必要な権利が世界のどの国でも守られなければならないことだと感じました。また色々な宗教や文化を持つ人と関わるようになったら、宗教や文化に関する差別が減るのではと考えました。きれいな空気といった自然を守ることは、幸せな生活のためには重要なことで、国際間で協力するべきだと思いました。
●後楽館高校の国際交流に関するプレゼンは、一生懸命に練習したので伝わったのではないかと思います。このプレゼンのおかげで、知らなかった英語やイントネーションを知ることができました。今日の経験を活かしていきたいです。ザビエルさんの学校生活について聞くことができてわくわくしました。マレーシア以外の学校生活についても知りたいと思いました。子どもの権利条約を学ぶカードを使った活動では、日本に暮らす私たちの生活には必要なものがすべてそろっていると思いました。生きるために必要な8つの項目のなかに健康を入れるか、幸せを入れるかとても迷いました。今の私たちには両方が当たり前にあることを感謝して生きていきたいです。
●授業が80分もあること、3つの言語を学ぶこと、制服の色がオレンジだったこと、教室に黒板でなくホワイトボードがあったこと、教室の椅子が丸く赤色だったこと、体育館の床の色が青色だったことに驚きました。ザビエルさんのお話を聞いて、それはどういうことだろうと疑問が湧いたり興味を持って聞くことができました。

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