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建築・デザイン系列2年次生 夏休みの課題

 夏休みも残りわずかになった8月29日(月)、建築・デザイン系列の2年次生が、製図室で夏休みの課題に取り組んでいました。

 民家の図面を原図の通りに作図するそうです。先に課題を終えた生徒が、作業のコツを同級生にアドバイスしています。

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 日常生活の中では見かけない不思議な形の定規(=「勾配(こうばい)定規」)があったので、その使い方を尋ねてみました。

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 原図に見られるこの三角形は、屋根の傾きを示しています。水平方向(横向き)に10進み、鉛直方向(下向き)に4進むとできる三角形の斜辺が屋根の傾きと重なります。

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 この傾きを作図する時は、赤い線をいちばん外側の4の目盛りに合わせます。

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 すると、原図に示された屋根の傾きを簡単に描けるようになります。

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 完成した課題を見せてもらいました。

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 このように建築物の高さ関係の納まりを表わした図面を「断面詳細図」と呼ぶそうです。 

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 各部の名称や寸法、材質を説明する文字も手書きです。2年次生になれば、このような線を引けるようになるのです。

みんなにも読んでほしいですか?

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