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福祉入門の授業でブラインドサッカーを体験しました。

 令和4(2022)年12月19日(月)、一般社団法人岡山県ユニバーサルスポーツ文化協会のご協力により、健康福祉学習モデルの3年次生が、福祉入門の授業の中でブラインドサッカーを体験し、視覚障がい者への理解を深めました。

 パラリンピック正式種目の一つであるブラインドサッカーは、視覚障がいの方がプレイできるように、転がると音が出るボールを使用し、声と音でコミュニケーションを取りながら進められます。

アイマスクを着用し、聞こえてくる音を頼りにボールをキャッチする練習です。
後ろに並んでいる生徒は、「右!」とか「左!」と声をかけて、アドバイスできます。

 この日の授業は、ブラインドサッカーチームの岡山デビルバスターズから講師の先生をお招きして実施されました。

「(アイマスクを着けていない)後ろの人は、もっと声を出して教えてあげるんだよ!」
講師の先生は、コミュニケーションの大切さについて繰り返されていました。

 全盲者の感覚を体験するためにアイマスクを装着してプレイすると、ボールが足から離れた瞬間、とても不安になることが分かります。そんな時、晴眼者(視覚障がいが無い人)の声によるサポートがとても大切になります。

視覚が遮断されると単純なドリブルも思うようにできません。
・・・たった3mほど先にあるゴールへ蹴り込むことも難しい。


 ブラインドサッカーの面白さの一つは、アイマスクを装着すれば、晴眼者も視覚障がい者も同じ条件で競技に参加できることです。その意味で、ブラインドサッカーは、「ユニバーサルスポーツ」なのですね。

最後にみんなで集まり、今日の授業をふりかえりました。


☆ ブラインドサッカーについて詳しく知りたい方は、以下のリンクから日本ブラインドサッカー協会のホームページにアクセスできます。(外部リンクに接続します。)


☆ 岡山デビルバスターズの活動について詳しく知りたい方は、以下のリンクからチームのホームページにアクセスできます。(外部リンクに接続します。)


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